赤ちゃんを出産するとき、赤ちゃんが小さい方が出産が楽なのは確かです。

しかも、「小さく産んで大きく育てる」という諺(ことわざ)もあるぐらいですから、お腹の中の赤ちゃんが大きくなり過ぎないようにしている女性は多いですよね。

いずれにしましても、子供の背を高くしてあげたいという理由から、「小さく産んで大きく育てる」という風に考えているのであれば、その考えは改めた方がいいです。

その理由などを紹介していますので参考にして下さい。

小さく産めば大きくなる?

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赤ちゃんにまつわる諺(ことわざ)はいくつもありますけど、その中に「小さく産んで大きく育てる」という諺がありますよね。

この諺は、赤ちゃんが小さければ出産が楽で、生まれてからグングン成長させれば良いという意味です。昔の人の出産の極意みたいなものでしょうね。

でも、子供の身長を少しでも伸ばしたいのであれば、その諺は信じてはいけません!その理由は、大きく産む方が明らかに成長スピードが速いからです。

子供の背が伸びる期間は決まっています。生まれてから成長期が終わるときまでです。男の子の場合であれば、17歳前後で身長の伸びは止まります。女の子の場合は、15歳前後と言われています。

身長が伸びる期間は決まっているのですから、成長スピードが速ければ、その分だけ背が伸びる可能性は高くなる訳です。これは単純な理屈ですから分かりますよね。

だから、小さく産んで大きく育てるというのは間違いで、大きく産んで大きく育てる方が、成長には絶対に有利なのです。

それでは、小さく産まれてしまうのは、どうしてでしょう?逆に、大きく産むにはどうすればいいのでしょう?

次の項目では、その辺りのことについて解説させて頂きます。

大きな赤ちゃんを産むには?

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赤ちゃんは、予定日通りに産んでも、低体重ということはあります。そのような赤ちゃんでも、出産後に平均体重に追いつくことは多いのですが、低身長症となってしまうこともあるのです。

最近は、生まれてくる赤ちゃんが小さくなっている傾向にあります。その理由は、妊娠中の低カロリー食です。太り過ぎはよくないのですが、それを気にするあまり、偏った食生活をしてしまう人が少なくないようです。

あと、出産年齢の高齢化も、小さな赤ちゃんが産まれる原因ではないかとみられています。

自分の親の世代と比べれば、平均身長が高くなっているのは実感としてありますよね。でも、ここ10年ほどは、平均身長は伸び悩んでいて、低体重出産との関連性も考えられています。

現状はそのような感じですけど、妊娠中の人や、これから赤ちゃんが欲しいなと思っている人は、元気で大きな赤ちゃんを産みたいですよね。

という訳で、赤ちゃんを大きく産むためのコツみたいなものをご紹介させて頂きます。

■ 赤ちゃんを大きく産むコツ

① 妊娠前
妊娠する前の母親の栄養状態は関係ないように思われがちですけど、それは全く違います。妊娠する前の栄養状態が悪ければ、胎盤の機能や胎児の栄養状態に影響を与える可能性があります。

たとえば、妊娠する前に、極端なダイエットをしていた人は、栄養不良になっている場合があります。そのような人が妊娠すると、胎児の発育に悪影響を与える場合がありますので注意が必要です。そのため、妊娠前から、栄養バランスに気を配っておく必要があります。

② 妊娠中
妊娠中の栄養の摂り方は、特に注意が必要です。ほとんどの人は、胎児の栄養面を考えて、バランスの良い食事を心掛けています。しかし、出産後のスタイルを気にして、偏食する人が時々いるようです。そのようなことをして栄養不足になると、胎児の発育に悪影響が出来ます。だからといって、当然食べ過ぎはよくありません。

あと、妊娠中の過度の飲酒は非常に危険です。アルコール中毒になった妊婦の胎児は、非常に小さく、他の障害がみられることもあるのです。

ちなみに、妊娠中は、適度に動くことは必要です。ただ、過度の運動は、胎児の発育を阻害する可能性がありますので注意が必要です。

余談になりますが、私の知人は、幼稚園でアルバイトをしていました。妊娠していたのですが、そのことを幼稚園に告げると、アルバイトを辞めさせられると考え、幼稚園には妊娠していることを伝えていませんでした。

そのため、かなり重たいモノを運んだりもしていたようです。その結果、その知人の胎児は、お腹の中で亡くなってしまいました。そういうこともありますので、激しく動くようなことは絶対に避けて下さい。

③ 母乳の質
牛乳は、良い飼料を食べて、ノビノビと育った牛から美味しい牛乳がとれます。それと同じことが、人間の母乳にも言えます。

そのため、母親によって、母乳の質に大きな違いがあるのです。

例えば、出産直後なのにスタイルがいい芸能人を見ると、自分もそうなりたいと考える人は少なくないですよね。それで、出産後の体重を元に戻すために、食べるべきものを食べない人がいます。

そのようなことをしていると、母乳の質が下がってしまいます。そのような人の母乳は、赤ちゃんの発育に悪影響が出るばかりでなく、赤ちゃんの免疫力が低下してしまい、病気にもかかりやすくなるのです。

ここまで、出来るだけ分かりやすさに重きを置いて書きましたので、大雑把な説明になりました。ただ、お読み頂いて、赤ちゃんは大きく産む方が、その後も大きく育つ可能性が高いことや、健康に産むコツのようなものも、何となくでもイメージして頂ければ幸いです。

健康に大きく産むことが、その後の成長スピードを速め、最終的な身長にも影響が出るのですが、逆に、小さく産まれてしまった場合、どのような弊害があるのかご存じでしょうか。

その辺りのことも知って頂くと、小さく産むより大きく産む方がいいことが、さらによく分かると思います。

そのため、次の項目では、小さく産まれた赤ちゃんのことについて説明させて頂きます。

小さく産む弊害


1986年、イギリスのバーカー医師は、「2,500グラム以下で生まれた人は、心筋梗塞などの心臓病による死亡率が高い」という研究データを発表しました。

日本の厚生労働省研究班は、2,500グラム未満で生まれた女性は、2,500グラム以上で生まれた女性より、約5倍も妊娠糖尿病になりやすいと発表しています。妊娠糖尿病は、軽度である場合が多く、出産後に治る場合が多いのですが、糖尿病を発症しやすい体質になってしまうと言われています。

他にも、低体重で生まれた赤ちゃんのリスクは、様々なものがあり、生活習慣病にかかりやすいとされています。

その理由は、低体重で生まれてきた赤ちゃんは、お腹の中にいるときに、低栄養に対応できる体質になってしまっているからです。低栄養に対応するためには、少しの栄養を無駄なく体内に摂り込む必要があります。そのため、エネルギーを溜め込みやすい体質になるのです。

その結果、太りやすい体質になり、大人になってから生活習慣病にかかりやすくなるのです。

まとめ

一番最初に、「小さく産んで大きく育てる」という考え方は、間違いだという説明をさせて頂きました。そのあと、小さく産むリスクも説明させて頂きました。

という訳で、将来身長を高くするためだけでなく、健康にスクスク育てるためにも、小さく産むより、大きく産んだ方がいいということはご理解頂けたかと…。

ただ、あまり気にし過ぎると、マタニティブルーにもなりかねないですね。

ですけど、自分のスタイルのことなどより、赤ちゃんの健康のことを第一に考えてあげて下さいね。そして、妊娠していない人も、栄養バランスの良い食事を心掛けて、将来カワイイ赤ちゃんを産める体質になっておいて下さいね。

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