こんにちは!ユウポンです。

本を読むのは面倒に思うこともありますけど、諺(ことわざ)なら短文なので、面倒さがないのでいいですよね。

世の中には、色んな諺があります。全てを紹介することは出来ないので、今回は「行動」「人付き合い」「価値観」に関連する諺に的を絞って集めました。

諺の「まとめ」や「一覧」というほどの量ではないですけど、楽しんで頂ければ幸いです。

ちなみに、タイトルは「面白い諺(ことわざ):世界と日本のモノを集めました!」としましたが、ゲラゲラと笑う面白さより、ウイットに富んだ面白さに着目しています。

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面白い諺(ことわざ):世界


国が違っても、同じ人間ですから、海外の諺も日本人が納得できるモノがたくさんあります。色んな国の諺を集めましたので楽しんで下さい。

【人間の行動に関連する諺】

■ 川を渡った者だけが、ワニの鼻にコブがある事を知っている

  • 【意味】物事の真実の姿を知る事が出来るのは体験者だけ。

この諺は、ガーナの諺です。ワニという凶暴な動物を例えに使っているということは、「真実を知るためには、危険を冒さなければいけない」という意味もあるのかも知れないですね。

ビジネスの世界では、「100回のメールより1回の電話、100回の電話より1回の出会い」などと言ったりしますけど、いずれにしましても、実際に体験するのが一番ということですね。

 

■ 糞(ふん)する者は虎を恐れず

  • 【意味】生理現象だけは、虎がいても我慢は出来ない。

この諺は、インドの諺です。「糞する者」とは、悪いことをする人のことを指していて、虎は「刑罰」を指しているそうです。だから、悪事を働く者は、刑罰など恐れずにやるという意味のようです。

でも、日本では、飲酒運転の罰金が引き上げられてからは、飲酒運転が激減しましたよね。ただ、窃盗などで何度も捕まっている常習犯は、この諺の通りなのでしょうね。

 

■ 早起きしても夜明けは来ない

  • 【意味】物事には万事適切な時期があるということ。

この諺は、アルゼンチンの諺です。アルゼンチンでは、かなり有名な諺のようですけど、早起きを悪くいうのは、日本とは少し感覚が違うような気が…。

日本の場合、「早起きは三文の徳」「早起きは目の徳」「早起きの鳥はエサに困らぬ」「早起き三両、倹約5両」など、早起きを良いものと捉えることの方が多いですよね。

アルゼンチンの人が日本に来てビックリするのは、バス停に時刻表があることだそうです。私は、アルゼンチンに行ったことはないのですが、アルゼンチンでは時間通りにバスが走ることはないのでしょうね。そのような時間に対する感覚の違いがあるので、諺にも違いが出てくるのでしょうね。

 

■ 手袋を拾う

  • 【意味】決闘・挑戦を受け入れること。

この諺は、ドイツの諺です。ヨーロッパでは、手袋を投げるのは、決闘で勝負を付けるための戦線布告の合図です。そして、「手袋を拾う」のは、その挑戦に応じたしるしです。そのため、「手袋を拾う」ということは、「よし、やってやろうじゃないか」という意味になるそうです。ちなみに、手袋を投げた場合、それが拾われなかった例は、ほとんどないそうです。

 

■ 屋上(おくじょう)、屋(おく)を架(か)す

  • 【意味】屋根の上に、さらに屋根を付けて無駄なことをすること

この諺は、中国の諺です。慎重さが度を超して、無駄なことをしてしまうことってありますよね。ただ、当の本人はそれに気付いていない訳ですけど…。この「屋上、屋を架す」という諺は、中国では無駄な行為の代表として、昔から伝わっている明言だそうです。

【人付き合いに関連する諺】

■ 雄弁は銀、沈黙は金

  • 【意味】雄弁は重要だが、しかるべき時の沈黙はもっと重要。

この諺は、イギリスの諺です。自分の考えを話すのは大切なことですけど、必要以上に喋り過ぎる人って多いですよね。いつまでも、不必要なことまで喋っていると、他の人の意見を聞くことが出来ないですから、聞くということの大切さを説いた諺ということなのでしょうね。

 

■ 高くなり過ぎたヤシの木は風当たりが強い

  • 【意味】並外れた事をすると、みんなから憎まれる。

この諺は、インドネシアの諺です。日本では、同じような意味の諺として「出る杭は打たれる」「高釘(たかくぎ)必ず打たれる」「高木(こうぼく)風に憎まれる」などがありますね。ちなみに、高くなり過ぎて風当たりが強くなるのは、物価や公共料金なども同じですよね。

 

■ 妻が媚(こ)びる時は、何か悪いことを考えている

  • 【意味】突然、妻がお世辞を言うようになったら気をつけた方がいい。

これの諺は、ロシアの諺です。この諺では、対象が妻だけになっていますけど、性別など関係なく、いつもと違う感じだと、何かあるのではと疑ったり勘ぐったりしてしまいますよね。いずれにしましても、調子のいい事を言われたときは、何か裏があると思っておくべきということですね。

でも、いつもそんな風に考えていると、素直に人の話が聞けなくなってしまいますね。

【価値観に関連する諺】

■ 他人の不幸を喜ぶのは人間の本性だ

  • 【意味】(この諺の意味は、説明不要ですよね)

この諺は、アメリカの諺です。諺というより、何のヒネリも無く、そのままを言ってるだけのようですけど、性善説を信じている人にとっては、納得し難い諺でしょうね。でも、日本では「他人の不幸は蜜の味」などと言いますから、人の不幸を知って喜ばないまでも、安堵してしまったりするのは、人間の本性のような気はしますよね。

 

■ お金に臭いはない

  • 【意味】金銭そのものはキレイなものである。

この諺は、イタリアの諺です。日本でも「金の亡者」「守銭奴」など、お金に強くこだわりを持つ人に対する悪いイメージの言葉は少なくないですよね。お金を稼ぐことは悪いことではないのですが、楽してお金を儲けたりすると、何故かイメージとしては良くないですよね。

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面白い諺(ことわざ):日本


諺(ことわざ)は、世界中にありますけど、日本は諺が多い国なんだそうです。それも、飛び抜けて多いそうです。ある専門家が言うには、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語など西洋語の諺すべてを合わせた数の3倍ぐらいの諺が日本にはあるそうです。

【人間の行動に関連する諺】

■ 貧の盗み、恋の唄

  • 【意味】貧しい時と幸せを感じている時とでは、全く行動が違う。

これを直訳すると、「貧乏になると、人のモノに手が出てしまう。でも、恋をすると自然に歌ってしまう。」ということになります。

この諺を直訳してしまうと、「うぅ~ん、そうかな?」と思ってしまいますよね。お金が無いからといって、盗みをする人は一部の人ですからね。それに、恋をしたからといって、歌を口ずさんでしまう人って多いかなと思ってしまうのですが…。

ただ、恋をして歌う人は少ないとしても、浮かれてしまったり、我を忘れてしまうことはあるかとは思いますので、意味としては分からないでもないですよね。要するに、幸せを感じていない時と、幸せを感じている時とでは、行動が全く違うということなのでしょうね。

 

■ 貧は世界の福の神

  • 【意味】貧乏から抜け出すために人は努力する。その努力が社会を豊かにする。

貧乏をテーマにした諺や格言は意外に多いですョ。例えば「貧すりゃ鈍す」「貧は諸道の妨げ」「貧乏人の子だくさん」「貧乏暇なし」「「貧乏人の粥はゆるくなる」など、探せばまだまだあります。ただ、多くは悪口のような感じですけど、中には貧乏が福の神だと言ってくれているモノも訳です。

しかし、「貧は世界の福の神」という諺も、貧乏そのものを褒めている訳ではないですよね。貧乏から脱却するための努力が、世の中のプラスになるということですよね。

そこで、貧乏そのものを容認している諺を探してみました。でも、それほど多くは見つけられませんでした。例えば「貧乏こわいものなし」「貧乏するほど楽をする」ぐらいのものではないでしょうか。いずれにしましても、貧乏を糧にして、頑張りましょうということなのでしょうね。

 

■ 親は泣き寄り他人は食い寄り

  • 【意味】他人は形だけだが、親類や身寄りは本気で心配してくれる。

この場合の親は、「おや」とは読まず「しん」と読み、親戚や親類を意味しています。不幸があったとき、親類は心から悲しんでくれるが、赤の他人は、義理で慰めの言葉をかけるだけで、葬式に来る目的は、葬式で出されるご馳走だという意味です。

ただ、全く逆の意味を持つ諺もあります。それは「遠くの親類より近くの他人(遠き親類より近き隣)」です。結局、人との付き合いは、普段の接し方によるということなのでしょうね。どれだけ愛し合っていても、遠距離恋愛は成就しないことが多いといいますし…。

 

■ 百日の説法屁一つ

  • 【意味】長い間の努力や苦労が、チョットした失敗で台無しになること。

ノートパソコンを使っていて、バッテリー残量がほとんどないのが分かっていたのに、作業中のデータを保存していなかったがために、いきなり電源が落ちてデータが消えてしまったことがあります。保存ボタンを1回クリックしておけば、データのほとんどは助かってたハズなのに…と思っても後の祭りです。

この諺は、そういうことを言ってるんでしょうね。どんなことでも、面倒臭がらずに慎重にしないといけないですね。

 

■ 犬も歩けば棒に当たる

  • 【意味】あちこちに顔を出していると、思いがけない災難に出くわす。

この諺は、諺の中でもかなり有名な方でしょうね。でも、その意味となると、人によって解釈は違っているようです。棒を悪者扱いすれば、上記のような意味になります。でも、棒を良いイメージで捉えると、「出歩けば、意外な幸いに出会うこともある。」となります。

ただ、この場合、棒を良いモノとして捉えるよりは、悪いモノとして捉える方が自然なような気がするのですが…。

【人付き合いに関連する諺】

■ なんなら茶漬け(遠州のなんなら茶漬け)

  • 【意味】そろそろ帰って下さい。

言葉の通りに受け取ると、親切心で「お茶漬けでも…」と言われているように思ってしまいますけど、実は逆の意味で、「そろそろお引き取り下さい」という裏の意味がある訳です。

だから、「もうこんな時間ですね。なんならお茶漬けでもいかがですか」と言われたら、「ありがとうございます。でも、今日はこの辺で帰らせて頂きますね。」と言って帰るのがいいのです。そのため、「なんならお茶漬けでも…」と言われたということは、「そろそろ帰って下さい」ということだと察しないといけないということです。

という訳で、「なんならお茶漬け」というのは、相手の言葉の裏の意味を察しなさいということですね。心にもない親切な言葉ですから、真に受けてはいけないということです。

 

■ 論語読みの論語知らず

  • 【意味】知識はあるけど、実際は何も出来ない役立たず。

格好を付けたいがために、知識をひけらかすような人は、このような諺を言われたりするのかも知れないですね。誰もが認めるような実績を持っていれば、別かも知れないですけど…。

ということは、あまり知識をひけらかすようなことはしないで、控えめにしておく方がいいのでしょうね。そして、ここぞというときに、チラッと知識を出すと格好いいのでしょうね。でも、知識を自慢したいときってありますよね…。

【価値観に関連する諺】

■ 美人というも皮一重

  • 【意味】人間の値打ちは容姿ではなく人格である。

この諺は、どんな美人であっても、顔の皮を一枚取ってしまえば、他の人と同じであるということを言っています。これに反対する人はいないと思います。でも、実際は容姿を気にしてしまいますよね。頭の中で理屈は分かっていても、なかなか理屈通りに考えられないのが人間ですから…。それを戒(いまし)めた諺なのでしょうね。

 

■ 色の白いは七難隠す

  • 【意味】肌が白い女性は、他の欠点が隠される

最近は美白ブームで、太陽の光は絶対に直接浴びないという女性もいるそうですね。ただ、日本人の色白に対する美意識は、今に始まったことではありません。

浮世草子(うきよぞうし)の「世間娘容気(せけんむすめかたぎ)には、「色の白きは十難かくすとて、生地にてかんにんのなる顔にも白粉(おしろい)をぬりくり」と書かれています。これは、生地(素顔)でも充分見られる顔なのに、より白く見せようとする娘たちは、白粉を塗りたくるという意味です。

という訳で、日本人は、昔から色白を女性の美しさの一つとしてきたということですね。

 

■ 棚から落ちたボタ餅

  • 【意味】棚から落ちたボタ餅は、形が崩れアンコがはみ出し醜い。

この諺は、特に女性に対して容姿を揶揄する悪口だそうです。「棚からボタ餅」という諺がありますけど「落ちた」が付くだけで、全く違った意味になるのは面白いですよね。ただ、「落ちた」というのは、何を指すのでしょうね。色んな意味を当てはめることが出来るとは思いますけど、年齢を重ねたという意味ではないような気はします。

最後に

今回は、日本と世界の諺(ことわざ)を集めてみました。諺の最大の特徴は、理屈抜きで納得させることが出来る点ではないでしょうか。他のページでは、「面白いうんちく」「面白い雑学」「面白いルール」「面白い法律」なども集めていますので、もし興味があれば、そちらも覗いてみて下さい。

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