どうもどうも!ユウポンです。

私は、占いはあまり信じない方なのですが、人気占い師と呼ばれる人には見てもらいたな…と思ったりします。

でも、人気占い師は、順番待ちがスゴイらしいですね。そこで、私は「恐山のイタコだったら、意外に見てもらい易いのでは…」と、ふと思ってしまいました。

ただ、私はイタコのことは全く知りません。

そのため、ネットや書籍で調べるだけでなく、むつ市の観光協会に電話をしたりして、以下のようなことを調べました。

  • イタコが口寄せをする時期は?
  • イタコの口寄せの料金はいくらか?
  • イタコの口寄せは予約制なのか?
  • イタコの口寄せを受けた人の体験談
  • そもそもイタコとは、どういう人?

それで、色んなことが分かりましたので、一つずつご紹介させて頂きますね。
 


※今回の記事中の情報は、下記の文献を参考にしています。

【参考文献】

  • 日本の霊山 読み解き辞典 著:西海賢二(柏書房)
  • 最後のイタコ 著:松田広子(扶桑社 )
  • 恐山: 死者のいる場所 著:南直哉(新潮新書)


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イタコが口寄せをする時期は?

イタコが口寄せをする時期私は、恐山に行かなければ、イタコに口寄せをしてもらえないと思っていました。ですから、恐山の開山時期が、イタコが口寄せをする時期だと思っていました。

でも、むつ市観光協会に電話をした所、実はそうじゃないことが分かりました。

観光協会の方は、他にも色々と教えて下さいましたので、次の章で、教えてもらったことをひとつずつ紹介させて頂きますね。

恐山にイタコが来る日はいつなの?

私は、むつ市観光協会の方に、イタコが恐山に来る日のことを尋ねてみました。すると、以下のように言われました。

恐山の開山時期は、毎年5月1日~10月31日まで。ただし、その期間に、毎日イタコが来ているという訳ではない。

恐山にイタコが来る日を知りたければ、恐山に直接連絡をし、その月のイタコが来る予定日を確認するしかない。なお、数ヶ月前に予定が分かる訳ではないため、例えば5月であれば、5月初旬に「5月の予定」を確認しなければいけない。

 
ちなみに、毎年7月22日~24日にかけて、恐山の地蔵堂で大祭が行われます。恐山の言い伝えによると、その期間に、死者たちが遺族の供養を受けようとして、峰々から降りてくるそうです。

そのため、大祭の期間は、年間を通じて、最大の崇敬者が恐山を訪れるそうです。要するに、大祭の期間は口寄せをしてもらいに来る人も多くなるということです。

ただ、むつ市観光協会の方の説明を聞いているうちに、恐山以外では、イタコの口寄せを受けることは出来ないのか…と疑問が湧いてきました。

それで、そのことも聞いてみましたので、次の章で説明させて頂きますね。

恐山以外の場所でも口寄せして貰えるの?

恐山以外でも、イタコに口寄せをしてもらえるのか?という私の質問に対して、むつ市観光協会の方による説明は、以下のような感じでした。

むつ市観光協会に登録されているイタコは2人だけ。その2人であれば、名前と電話番号を紹介することは出来る。

もし、恐山以外の場所で口寄せをしてもらいたいのであれば、紹介したイタコに直接電話をして、アポを取ってから、口寄せをしてもらう場所や日付を決めれば良い。

 
という訳で、私は2人のイタコの「名前」と「電話番号」を教えてもらいました。そして、すぐに1人ずつ電話をしてみました。ちなみに、2人の正確な年齢は分かりませんが、電話の声からすると、かなりの高齢者のようでした。

まず、最初に電話をしたイタコさんが言うには、「口寄せをする日を決めて、あなたに自宅まで来てもらっても、(高齢なので)体調が良くない場合は、口寄せを出来ないこともあります」ということでした。

そして、もう1人にも電話をしたのですが、方言がキツくて、正直なところ何を言っているのか全く分かりませんでした。それで、私が理解できていないことが伝わったのか、電話をして数十秒で、一方的に電話を切られてしまいました。

ですから、まともに話が出来たのは1人だけでした。

いずれにしましても、恐山以外の場所で、その2人のイタコさんに「口寄せ」をしてもらうことは可能なようです。

でも、約束をした日に行っても、イタコさんの体調次第では、口寄せをしてもらえない可能性もあるということです。ただ、他にもイタコさんはいると思いますので、その2人のイタコさんに、他のイタコさんを紹介してもらうことは出来るかも知れないですね。

なお、私は、むつ市観光協会に登録されているイタコが2人と聞いて、「イタコの総数って何人ぐらいなんだろ?」と疑問が湧きました。

それで、イタコの人数についても調べてみましたので、その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。

イタコは総勢何人ぐらいなの?

むつ市の観光協会では、登録しているイタコは2人だけで、イタコの総数は把握していないということでした。ただ、「日本の霊山 読み解き辞典」という書籍には、以下のように書いてありました。

■ イタコの人数について

  • 1922年(大正11年)迄は、イタコは恐山に存在いなかった。
  • 恐山にイタコが定着したのは、昭和30年代以降。
  • 1952年(昭和27年)、恐山には3名のイタコしかいなかった。
  • 1964年(昭和39年)、恐山にいるイタコは21名になった。
  • 1974年(昭和49年)、恐山にいるイタコは38名になった。

ちなみに、恐山で口寄せをしていたイタコは、当初は津軽地方の者のみだったが、のちに南部地方の者も加わるようになった。

しかし、近年は福祉制度が充実した影響などによって、イタコ志望の女性が減少してきたため、「後継者不足」「高齢化」という問題に直面している。

 
という訳で、私はイタコの人数を色々と調べてみましたけど、現在の正確な人数は分かりませんでした。

イタコをしていた人の中には、亡くなられている場合や、既に辞めている場合もあります。でも、イタコを辞めたことを役所などに報告する義務はないですから、現在のイタコの正確な人数は、よく分かっていないのが実情のようです。

ところで、誰もが気になるのは、イタコの口寄せの料金ではないでしょうか。私も、真っ先にそのことが気になりました。その辺りのことについては、次の章で説明させて頂きますね。

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イタコの口寄せの料金は?

イタコの口寄せの料金イタコの口寄せの料金ですけど、私がネットや書籍で調べたところ、3,000円~5,000円と書いてあることが多かったです。

でも、恐山には、何人ものイタコがテントの中で口寄せをしてくれるのですが、どのイタコも、1人を口寄せする料金は4,000円で統一されているそうです。

例えば、亡くなった父親ひとりを口寄せしてもらうのであれば4,000円を支払い、父親と母親2人を口寄せしてもらいたいのであれば、8,000円を支払うということです。

ちなみに、恐山の入山料が500円ですから、恐山でイタコに口寄せをしてもらうには、最低4,500円が必要になるということですね。

なお、むつ市観光協会から紹介してもらったイタコさんに料金のことを聞くと、「それは気持ちですから…」と言われ、ハッキリとした金額は言ってもらえませんでした。

それで、私は「5,000円ぐらいで構わないでしょうか?」としつこく聞いてみたのですが、また「それは気持ちですから…」と言葉を濁され、最後までハッキリした金額は言ってもらえませんでした。

ですから、色んな情報などを踏まえて考えると、イタコさんに直接依頼する場合は、5,000円ぐらいと考えておけばいいように思います。

ちなみに、5,000円というのは、1人を口寄せする料金です。そのため、2人を口寄せしてもらいたければ、1万円を支払うということです。

その口寄せですけど、恐山で口寄せをしてもらう場合、事前に予約をしておかないといけないのか気になりますよね。

その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。

イタコの口寄せは予約が必要なの?

イタコ 口寄 予約恐山で行われるイタコの口寄せは、事前に電話をしても「予約」をすることは出来ません。

そのため、ラーメン屋さんの行列と同じで、到着順で並ぶことになります。ですから、恐山の地蔵堂で開催される大祭り(7月22日~24日)の期間は、特に人が多くなりますので、口寄せに並ぶ人の数も多くなります。

ただ、恐山でのイタコの口寄せは、予約が出来ないですけど、上記の章で紹介したように、イタコに直接連絡を取って口寄せをしてもらう場合は、逆に予約しなければいけません。

イタコは、恐山に住んでいる訳ではなく、一般家庭で普通に暮らしていますから、突然尋ねても、イタコがいるとは限りませんからね。

という訳で、予約に関しては、以下のように覚えておいて下さい。

■ イタコの口寄せの予約について

  • 恐山での口寄せ:予約は出来ない
  • イタコに直接依頼:予約(アポ)が必要

 
ところで、イタコによる口寄せは、死者がイタコを通じて喋る訳ですけど、やはり信じ切れない人も少なからずいるようですね。

要するに、恐山のイタコによる口寄せは、嘘なんじゃないか…と、疑いを持っている人もいるということです。

ネットを見ていると、「恐山のイタコの口寄せは、本物なのでしょうか?」という質問が多く見受けられます。

私自身は、イタコの口寄せを受けた経験はありません。ですから、私も半信半疑ではあります。でも、実際にイタコに口寄せをしてもらった人たちの体験談がいくつもあります。

ですから、次の章では、その体験談をご紹介させて頂きますね。

イタコの口寄せを受けた人の体験談

イタコ 口寄せ 体験こちらで紹介させて頂く口寄せの体験談は、ネットで探してきたモノです。ただ、体験談をそのまま掲載すると、かなりの長文になりますので、以下に紹介する体験談は、私が要約させて頂いたモノになります。

◆男性
夏場だったので、イタコ(70代ぐらい)がいるテントの中は非常に暑く、イタコに向けて扇風機が置いてあった。そのイタコは正座をしていて、イタコのまわりには、ペットボトルやお菓子も置いてあった。なお、イタコは、とても大きな数珠を握っていた。

そして、イタコは「誰を降ろしますか?」と聞いてきたので、「母親をお願いします」と答えた。その次に、イタコが「亡くなった日は?」と聞くので、母が亡くなった月日を答えた。

それを聞いて、イタコは、数珠を揉むようにしながら、呪文を唱え始めた。すると、不思議なことに、あれほど暑かったのに、暑さがほとんど気にならなくなった。

その呪文は、何を言っているのか全く聞き取れなかった。ただ、しばらくすると、明らかに呪文とは違う感じのことを話だしたので、母が降りてきたのだなと分かった。

しかし、噂には聞いていたが、メチャクチャ訛(なま)っている方言(津軽弁)が、ほとんど理解できない。でも、イタコは一方的に5分ほど話し続けていた。ちなみに、母は福岡生まれで、福岡育ちなので、津軽弁は喋らない。

でも、何となく「体に気を付けなさい」と言ってくれてたような気がする。あくまで、自分なりの解釈ではあるが…。

ただ、母が津軽弁を話していることに、不自然さは感じなかったし、ホッとする感じさえあった。でも、イタコが喋る言葉のほとんどは理解できなかった。そして、イタコがまた呪文を唱えて口寄せは終了した。

 

◆女性
私は、父を降ろしてもらうことにしました。最初は、「こちら(の世界)では、幸せにしている」という一般的な話でした。そして、私に対して「姉妹と仲良くしている」「孫にも恵まれている」そのことについて安心しているという内容の話でした。次に、「お父さんは、こちらの世界で、お母さんと一緒に仲良く暮らしている」というニュアンスの話でした。

ただ、私に姉妹はおらず、一人っ子です。そして、孫はいません。しかも、母は健在です。結局、全てハズれていたということです。

でも、私の後に来た人は、口寄せをしてもらって号泣していました。同じイタコさんでも、大当たりするときもあれば、私のようにそうなじゃない場合もあるのかも知れないです。占いなどは、「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言いますけど、イタコの口寄せも、そのような感じなのかも…というのが私の感想です。

 

◆男性
約3時間待って、やっと順番がまわってきました。イタコは盲目と聞いていたのですが、目は見えるようでした。ちなみに、年齢は70歳ぐらいです。父親の生年月日・死亡日・死因・私の生年月日を話すと、大きな数珠を使って、父親を呼んでくれました。

そして、イタコは次のように話し出しました。

「早く死んでしまったので、お前に何もしてやれなくて申し訳なく思っている。お前が逆境に負けることなく、立派に頑張っているので喜んでいる。これからも、お前を見守っていくので頑張ってくれ。」

その次は、「お前は酒が好きで、血圧も高いから、酒は控えるように。」という話でした。しかし、私は、ほとんどアルコールを飲みません。しかも低血圧です。おそらく、イタコさんは、私の体型や顔色を見て、そのような話をしたのではないかと思います。

 

◆男性
恐山は、18時が閉門です。しかし、17時の時点で、僕の前に5人ほど並んでいました。このままだと、ギリギリ間に合うかどうかという感じでした。そのため、僕なんかで時間を使ってしまうのであれば、本気で口寄せをしてもらいたいと思っている人に譲った方がいいだろうと思い、11時間も並んだのに、列から外れることにしました。

その代わり、並んでいるときに仲良くなった数人のお婆ちゃんたちの口寄せを一緒に聞かせてもらいました。

口寄せの流れは、「口寄せしたい人の名前と生年月日」と「亡くなった日付」を紙に書く。そして、イタコが呪文(念仏?)を3分ぐらい唱える。すると、亡くなった人がイタコに降りてくる。

そのあと、イタコが5~6分ほど一方的に喋り続ける。数人分の口寄せを見た所、いずれも「遠いとこ、よう来た」「みんなで力を合わせて頑張れ」など、同じような話をしていました。他には、「○月に災いが起こりそうなので気を付けるように」や「人間関係の悩みがある」といった占いのような話もありました。

そして、最後に「何か聞きたいことはあるかね?」とイタコが言って、そのことについて多少のやり取りをして終了という感じでした。

他のイタコも、全く同じパターンという訳ではないようですけど、僕が聞いたイタコの口寄せは、全てこのようなパターンでした。

 

◆男性
1年前に亡くなった父の話が聞きたくて、恐山へ行きました。私は、毎月お墓参りに行っているのですが、そのことに、とても感謝していると言っていましたので、本当に驚きました。私の家族も一緒に行ったのですが、みんな涙ながらに話を聞いていました。父に会えた気がして、本当に良かったです。

 
恐山 イタコマチ恐山で行われているイタコの口寄せは、イタコマチと呼ばれているテントの中で行われます。ひとつのイタコマチには、1人のイタコがいます。ただ、イタコの人数は、年々減ってきているようで、イタコマチの数は、だいたい3個ぐらいが多いようです。

それより、紹介した体験談を見ると、イマイチ当たってない感じですよね。でも、中には号泣していた人もいるようですから、イタコの口寄せが本物なのか嘘なのかは、誰かが判断できるものではないと思います。

ですから、「信じる者は救われる」という風に思っておくべきなのでしょうね。

イタコとは、どんな人なの?

イタコとはイタコとは、津軽・南部地方の民間の巫女のことを意味するそうです。イタコの多くは、視覚的障害があると言われています。

イタコは、修行を積んで特殊な能力を得るのですが、その修行の結果「口寄せ」や「問い口」が出来るとされています。

  • 口寄せ(クチヨセ):死者の霊をイタコ自身に憑依させ、依頼者に話しかけること。
  • 問い口(トイクチ):死者の霊をイタコ自身に憑依させ、依頼者と対話すること。

 
ちなみに、上記の章で、イタコの人数に少し触れましたけど、それは恐山に来て、口寄せをするイタコの人数です。ですから、イタコの総数という訳ではありません。

明治時代の初期の話ですけど、青森県では町内に1人ぐらいは、イタコがいたらしいです。ですから、イタコはとても身近な存在だったそうで、当時は300人ぐらいのイタコがいたと言われています。

なお、イタコになるには、師匠に弟子入りをして、まず経文や祭文を覚えることから始まります。それを覚えると、1週間の断食に挑戦して、見事に耐え抜いたら免状が貰えるそうです。

その免状が貰えるようになるまでの期間は、平均で5年ぐらいだそうです。でも、10年ぐらい掛かる人もいるようですけど…。

ただ、現在は、イタコ志願者が激減しています。ですから、現存しているイタコの多くは高齢者で、一番若い人でも50歳前後だそうです。そのような状態では、いずれイタコは絶滅してしまうかも知れないですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。恐山が開山しいてる期間中であっても、必ずイタコがいる訳ではないので、事前に恐山に連絡をして、イタコが来る日を聞いておいた方がいいということですね。

なお、私は、むつ市観光協会の方に、2人のイタコの連絡先を教えてもらいましたけど、その連絡先をブログなどで公表する許可はもらっていませんので、当ブログでは連絡先の記載は控えました。

でも、むつ市観光協会に連絡をすれば、快く教えてもらえますから、イタコの連絡先を知りたい場合は、以下の場所へ行くか、電話をしてみて下さい。

(公社)むつ市観光協会

〒035-0031
青森県むつ市柳町1-10-25
(むつ下北観光物産館内)
TEL:0175-23-1311
FAX:0175-22-0070

 
私は、大阪在住ですから、恐山に行くのは大変です。ですから、イタコに口寄せをしてもらうチャンスがあるかは分からないですけど、一度ぐらいはやってみてもらいたいな…と思ったりしています。

もし、イタコに口寄せをしてもらったときは、当ブログで体験談を紹介させて頂きますね。

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