こんにちは!ユウポンです。
世の中には、業界では常識でも、一般的には信じられないようなルール・しきたり・習慣などが数え切れないほどあります。
それらの中で、私が面白いと思ったり関心したモノを集めて、まとめてみました。
普段の生活に役に立つようなことではないかも知れないですけど、知ってると話のネタにもなりますし、教養を高めることにつながるかも知れませんよね。いずれにしましても、楽しんで頂ければと思いますので、どうぞご覧下さい。
面白いルール一覧
■ 男性と付き合ってもいいけど…
京都の舞妓さんには、鉄のルールがあります。それは、男性と真剣に交際していても、それを口にしてはいけないというものです。逆に言えば、男性と交際することは認められているということです。ただ、「○○さんと付き合っている」などと言うのは御法度という訳です。
ちなみに、男性が「あの舞妓と付き合っている」というのは構わないそうで、舞妓さんが複数の男性と交際することも禁止はされてないそうです。ただ、誰と付き合っているかを口にするのは、客人に対して無礼なことと見なされるので、もし喋ってしまうと、その舞妓さんは追放されてしまうそうです。
■ 恋愛禁止というよりは…
私は、アイドル歌手は恋愛禁止が原則なのだと思っていました。所属事務所から、恋愛禁止と言われているアイドル歌手は少なくないように思うのですが、AKB48の場合、「恋愛禁止」なのではなく「両思い禁止」のようですね。
ただ、それは契約書に書いてある訳ではなく、暗黙の了解でそうなっているようです。でも、恋愛の歌が多いのに、片思いしか許されないというのは、変な感じではありますよね。ただ、ビジネスと考えれば、その方がいいのは確かかと…。
■ 髪形以外の掟
Perfume(パヒューム)は、デビューした当時から、3人とも髪形を変えてないのは有名な話ですよね。これは、Perfumeの3人が広島アクターズスクールにいた頃、実質プロデューサーみたいな感じだった母親が考えたことのようですね。その考えとは、「昭和的なカラーと個性を出す」ということらしいです。
それと同じ理由で、他にもPerfumeには決まり事があるようです。
それは、「ピアス禁止」「髪の毛を染めてはいけない」だそうです。だから、Perfumeの3人は、一度も髪の毛を染めたことがないそうです。年頃の女の子であれば、髪の毛を染めたり、髪形を変えてみたりしたいと思うので、ちょっと可哀相な気もしますよね。でも、それが功を奏して有名になれたのであれば、我慢した甲斐がありましたよね。でも、有名になれたのは、それだけが要因ではないですけど…。
■ HIROさんが決めたルール
EXILEのHIROさんは、いくつかのルールを決めて、メンバーたちに周知させているそうです。まず、「法律を守ること」です。これは、日本人であれば、全員が守らなければいけないことですから、わざわざルールにしなくてもと思うのですが…。
あと、「禁煙」も徹底されているようですね。でも、HIROさんは、以前はヘビースモーカーだったそうですけど…。他には、ボードやサーフィンなども禁止されているそうです。これは、ケガをして仕事に支障が出るといけないという理由からのようです。
でも、ケガを理由にするのであれば、ボードやサーフィン以外のスポーツ全てを禁止にした方がいいのかも…と思ってしまいますよね。スポーツにケガは付きものですから。あと、バイクや自転車なども、転倒したときのことを考えれば怖いですよね。
■ 黒板協定
記者クラブとは、大手の報道機関が集まって構成している組織です。あくまで私的な組織ではあるのですが、各省庁や国会などに専用の記者室が割り当てられたりしています。ちなみに、誰でも自由に入れる訳ではなく、フリーの記者が入りたいと言っても、加盟者が1社でも反対すると加入は認められないそうです。だから、かなり閉鎖的な組織ですよね。
その記者クラブには、いくつかの暗黙の了解というかルールがあります。その中に「黒板協定」と呼ばれる決まりがあって、ある情報が入ったとき、持ち回りの幹事が黒板にルールを書いて、行き過ぎた報道を抑制するための指定することになっているそうです。
これは、誘拐事件を起こした犯人が、報道を見ていると精神的に追い詰められてしまって、人質を殺害したと供述したことがあったので、それ以来報道が過熱してしまわないように、そういうことをして協定を結ぶようになったようです。
■ 絶対に殺さない
バットマンは、1939年に誕生したアメリカのコミックヒーローです。ただ、スーパーマンやスパイダーマンのように、空を飛んだり手からクモ糸を出したりするような特殊能力はありません。
バットマンは、有り余る資産を使って、最新技術を取り入ればバットスーツを着たり、バットモービルと呼ばれる車に乗っているだけです。ただ、肉体を極限まで鍛え上げてるということらしいですけど…。
そんなバットマンは、自分に課しているルールがあります。
それは「絶対に殺さない」「銃は使わない」というものです。でも、バッドマンの愛車であるバットモービルには「バルカン砲」という銃器が付いています。多分、それは殺害するために付けているのではなく、モノを壊したりするために使うのでしょうね。
■ 歴史を変えてはいけない
ドラえもんは、ポケットから色んな道具を出して、のび太を助けたりしていますよね。その道具ですけど、タイムマシーンのような道具もありますから、歴史を変えてしまうことは意外に簡単だったりします。でも、時空にはタイムパトロールと呼ばれている時空警察がいて、歴史を変えると逮捕されてしまうそうです。
例えば、原始時代に行って独裁者になろうとした「ギガゾンビ」は、タイムパトロールに逮捕されていました。そのとき、のび太は架空の動物を作ってしまったのですが、実在しない動物なので、その動物は「空想サファリパーク」へ連れていかれました。
ドラえもんは、のび太に「歴史を変えてはダメ」と言ったりしていますけど、歴史を変えることは犯罪になるようですから、のび太には注意してもらいたいですよね。
■ 口笛を吹いてはいけない
イギリスにあるバーリントンアーケードは、1819年に作られたイギリスで一番古いアーケードだそうです。そのアーケードには、ジュエリーやアンティークなどの高級店が建ち並んでいるらしいのですが、「ビードル(Beadle)」と呼ばれている番人もいるそうです。
そのビードルは、由緒正しいバーリントンアーケードの秩序を守るために設立当初からいるらしく、マナーを守らない人に、厳重注意をするのが役目だそうです。
ちなみに、バーリントンアーケードでは、「走ること」「歌を歌うこと」「楽器を奏でること」「傘をさすこと」「大きな荷物を抱えて歩くこと」「口笛を吹くこと」が禁止されているそうです。
特に、口笛を吹くことに関しては厳しく注意されるようです。というのも、以前、スリの集団が口笛を合図に使っていたことがあったからだそうです。いずれにしましても、バーリントンアーケードでは、紳士らしく(又は淑女らしく)していないといけないということなのでしょうね。
■ 地面に手がついてもOK
モンゴル相撲は、モンゴルの伝統的格闘技で、正式には「ブフ」というそうです。ちなみに、モンゴル相撲は、地域によってルールが違うそうです。
という訳で、今回はいくつかあるモンゴル相撲の中で、一番ポピュラーな「ハルハ・ブフ」のルールをご紹介します。モンゴル相撲は、日本の相撲のように土俵がないので、「寄り切り」や「押し出し」というものはなくて投げ技が中心です。
ハルハ・ブフのルールでは、ヒジ・ヒザ・頭・背中が地面に付いてしまうと負けになります。でも、手の平が地面についても、負けにはならないそうです。だから、試合時間が長時間になることもあって、勝敗がつかないときは、一旦試合をとめて、がっぷり四つに組み直してから、試合を再開させるそうです。
■ 葬儀の参列はボロボロの服で
ベトナムの葬儀では、参列者は白と黒の喪服を着るのが習慣となっているそうです。これは、日本と似てますね。
ただ、日本と大きく違うのは、葬儀に参列する場合、ボロボロの袋のような服を着て、頭に白い布をすっぽりかぶるそうです。そのような格好をする理由は、身なりを整える余裕もないほど、悲しみが深いということを表しているのだそうです。
でも、そういうことを全く知らない観光客などがベトナムの葬儀を見たら、怪しい集団のように思うでしょうね。
■ 家作りは女性の仕事
マサイ族には、ウォーリアーと呼ばれる人がいます。そのウォーリアーは、15~25歳の男性が任命されて、グループを守る役を担っています。ちなみに、ウォーリアーを任命されている期間は、髪の毛を切ることと結婚が禁じられているそうです。
でも、25歳になるとウォーリアーではなくなるので、髪の毛を切って結婚することもできます。ちなみに、マサイ族は一夫多妻制で、結婚した男性は決まった家を持たないので、女性たちの家を転々と泊まり歩くそうです。
なお、その家は女性が造るそうで、ウォーリアーを引退した男性は、あまり働かないらしいです。全ての男性がそうだとは限らないようですけど、男性は、たまに牛を散歩させる程度のことしかないようです。だから、一生懸命働くのは、女性と子供だそうです。
ウォーリアーを引退した男性は、ご隠居さんのようになるってことなのかも知れないですね。
■ 看板の文字を間違うと罰金
ブラジルのポウゾアレグレ市のことですけど、ある日、市長が町を歩いていると、間違った文字を書いている看板が多いことに気付いたそうです。そして、ブラジルでは、読み書きの出来ない人が多いので、そのような看板を放置していると、間違った文字を覚えてしまうと思ったようです。
そのため、その市長は「看板も文字を間違ってはいけない」という法律を作ったそうです。ちなみに、間違った文字の看板を掲げた場合、罰金は500レアル(約1800円)だそうです。それにしても、大事な看板の文字を間違えたままにしておくなんて、日本では考えられないことですよね。
■ 子供にヒドイ名前を付ける
モンゴルでは、子供が生まれて1週間以上経つと、その子に「ネルグイ(名無し)」という名前を付けたりするそうです。他には、「エネビシ(これではない)」「ヘンチビシ(誰でもない)」「フンビシ(人間じゃない)」という名前を付けたりすることもあるようです。
あと、「バースト(ウンコまみれ)」という名前を付けられた子供もいるらしいです。ちょっと信じられないですよね。でも、そのようなヒドイ名前を付ける理由はちゃんとあるのです。
昔、極寒のモンゴルでは、子供がスグに死んでしまったり、病気になったりすることが多かったそうです。子供がそのようなことになるのは、災いをもたらす悪魔のせいだということで、子供に、人間の名前とは思えないような名前を付けることを思い付いたそうです。
そのような名前にしておけば、悪魔は「まさか、人間にこんなヒドイ名前は付けないだろう」と思うはずなので、「これは人間じゃないんだな」と考えて、どこかへ行ってしまうだろうと考えたそうです。
全ての子供がヒドイ名前を付けられている訳ではないようですけど、ヒドイ名前は、親の愛情からくるものなので、可哀相と思ったりすべきではないのでしょうね。
■ 女性が先にバスに乗る
日本では、レディーファーストという風習はないですけど、欧米ではレディファーストが当たり前ですよね。でも、アルゼンチンは、欧米のレディファーストとは比べものにならないぐらい徹底されているそうです。
例えば、バスを待っている行列の先頭に男性がいた場合、バスが到着すると、その男性は後ろに並んでいる女性全員を先にバスに乗せるそうです。日本では考えられないですけど、そのようなことは当たり前のことのようですョ。
■ 「HO HO HO」しか言えない
クリスマスになると、日本でもあちこちにサンタクロースの格好をした人が現れますけど、世界には公認サンタクロースというものが存在しています。それは、グリーンランド国際サンタクロース協会が公認したサンタクロースのことです。
公認サンタクロースになるには、書類審査を通過する必要があります。それで承認されると、次は試験があり、最後に長老サンタクロース全員の前で宣誓文の朗読をするらしいです。その宣誓文は「HO HO HO(ホーホーホー)」としか言葉を発してはいけないそうです。
要するに、「HO HO HO(ホーホーホー)」だけで意志を伝えるという訳ですけど、それで長老サンタクロース全員が納得すれば、晴れて公認サンタクロースになれるそうです。
ちなみに、「既婚者である」「子供がいる」「サンタクロースの経験がある」「衣装込みの体重が120kg以上ある」という条件を満たしていなければ、書類審査で落とされるそうです。要するに、見た目・立ち振る舞い・口調など、全てが子供の想像通りでないといけないということなのでしょうね。
■ 聖火は太陽の光でつける
聖火は、オリンピックの象徴ですよね。オリンピックが開催されている間、ずっと燃え続けて、閉会式で消されます。消された火は、太陽に戻ったことにされていて、4年後に新たに火をともす儀式を「採火式」と呼んでいます。
その採火式は、オリンピックが開催される半年ぐらい前に、ギリシャのオリンピア神殿があった場所で行われるそうです。そこでは、オリンピックが始まった当時の衣装を着た女性たちが、鏡を使って太陽の光を集めて松明に火をつけるそうです。
ライターを使って火を点ければ簡単ですけど、2700年ぐらい続いた慣習ですから、今後も永遠に続けられるのでしょうね。
■ 両耳を同時に張り手するのは禁止
大相撲では、様々な技がありますけど、両耳を同時に手の平で張ることは禁止されています。その理由は、両耳を同時に張ると、耳の中が真空状態になって鼓膜が破れてしまうからです。
ちなみに、横綱に格下の力士が張り手をしてはいけないという暗黙のルールもあるようです。これは、格上の相手の頬を張るというのは、相手のプライドを砕く行為だからだそうです。ただ、あくまで暗黙のルールですから、大相撲のルールとして禁止されている訳ではありません。
そのため、過去には横綱に張り手をした力士は数名いるようです。
■ 初心者は体重90kgまで
スカイダイビングは、いきなり一人で飛ぶことは出来ないですよね。でも、プロのインストラクターと2人で飛ぶタンデムであれば、初心者でも飛ぶことが出来ます。ただ、体重制限が厳しく決められていて、体重が90kg以上の人はタンデムが禁止されています。
その理由は、パラシュートが耐えられる重みの限界を超えてしまう可能性があるからだそうです。だから、初心者で、どうしてもタンデムがしたいのであれば、90kg以下の体重にする必要があるという訳です。
ちなみに、スカイダイビングの本場であるアメリカでは、ダイエットに成功した記念に、スカイダイビングのタンデムをする人もいるそうです。
■ ハムスターを1匹だけで飼う事は禁止
スイスは、動物保護に熱心な国です。そのスイスでは、ハムスター・セキセイインコを1匹だけで飼うことが禁止されています。あと、羊やヤギや子牛も1頭だけ隔離して飼育することは禁じられています。
その理由は、それらの動物を寂しがらせないためです。私は、犬を1匹飼っていますけど、私たち家族がいても、犬が1匹だけだと寂しい思いをしているのでしょうか?そんな法律を知ると、気になってしまいますよね。
■ 金魚の尊厳死を尊重する
スイスでは、金魚を生きたままトイレに流してはいけないというお達しが出ているそうです。ただ、どうしても金魚を処分しなければならなくなった場合は、まず金魚を叩いて気絶させて、そのあと殺して捨てるのが正しい処分法とされているそうです。
その理由は、金魚の尊厳死を考えてのことだと言われてるらしいです。なお、牛・豚・ニワトリ・ウサギなどを殺処分する場合も、必ず気絶させてからと決められているそうです。しかも、牛と豚に限っては、気絶させるために横に倒すのは可哀相ということで、立った状態で気絶させないといけないそうです。
どこまでが可哀相なことなのか、よく分からないですよね。
最後に
マンガの話から、現実の話まで様々なルールをご紹介しましたけど、いかがでしたでしょうか。最後に紹介した金魚の尊厳死などは、それが本当に尊厳死を考えたことになるのかなと思ってしまいますよね。でも、それを考えた人にすれば、それが金魚に対して、最善の方法だと思ったのでしょうね。
いずれにしましても、まだまだ想像できないようなルールがたくさんありますので、また別の機会にご紹介させて頂きたいと思っています。
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