どうもどうも!ユウポンです。
前回の記事で、11月だというのに、家の中にゴキブリがいたという話をさせて頂きました。それで、ゴキブリに関することを色々調べていたのですが、当然ゴキブリ退治のことも調べました。
そこで気になったのが「ホウ酸団子」です。
ゴキブリ退治の商品は色々と販売されていますけど、ホウ酸団子を手作りして、それでゴキブリを退治しようとする人も結構多いようですね。
そこで、ホウ酸団子はゴキブリに効果があるのかを調べてみましたので、どうぞ参考になさって下さい。
※今回の記事中の情報は、下記の文献を参考にしています。
【参考文献】
①こうすればゴキブリの退治ができる 著:木村碩志(新風舎)
②衛生害虫ゴキブリの研究 著:辻英明(㈱北隆館)
③ゴキブリ大全 新装版 著:デヴィッド・ジョージ・ゴードン(青土社)
ゴキブリにホウ酸団子は効き目があるの?
ゴキブリは、3億5000年前から地球上にいたそうで、昔から、家の中だけでなく、航海している船の中にも数百匹のゴキブリがいることなんて、珍しいことじゃなかったそうです。船の中にウジャウジャいるゴキブリを想像すると、気持ち悪くなってきますね。
そのため、あらゆる方法で駆除されてきたのですが、近年では、殺虫剤などの化学物質によって退治する方法が増えてきました。
でも、ゴキブリも負けてはいませんでした。
ゴキブリは、化学物質を解毒できるように進化してきたのです。ただ、ゴキブリが解毒できるのは「有機化合物(炭素を含む化合物)」です。
しかし、ホウ酸は有機化合物ではありません。
そのため、ゴキブリは「ホウ酸」を解毒することが出来ないのです。ゴキブリが「ホウ酸団子」に触れたり食べたりすると、毒性が発揮され、ゴキブリは死んでしまうそうです。
ちなみに、薬剤に負けないゴキブリが出現しているのは事実ですけど、現在市販されているゴキブリ退治の商品に効果がない訳ではないですョ。
それにしても、ゴキブリ退治をしても、いつの間にか部屋の中を這い回ったりしてますよね。どうして、家庭内のゴキブリを完全に駆除できないのでしょうか?
その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。
家のゴキブリ駆除は、なぜ難しいの?
私は、家の中でゴキブリを見つけると、目に着いた固いモノで叩いて駆除します。その固いモノは、大抵ティッシュペーパーの箱なんですけどね。
そして、動かなくなったゴキブリは、スグにゴミ箱に捨てます。それで安心する訳なんですけど、何日かすると、また現れたりします。
どうして、何匹も駆除しているのに、また現れるのか…と思ってしまいますけど、家庭内にゴキブリが出現し続ける主な理由は、以下のような理由だそうです。
- 家の中を住み家にしいているため
- 生ゴミを放置しているため
- 外から、いくらでも侵入できるため
- 薬剤に抵抗性のあるゴキブリが出現してきたため
ゴキブリは、屋根裏や床下などを住み家にしていることが多いらしいのですが、意外なのは、電化製品の中です。電化製品の中は、適度な温度があるので、ゴキブリは住みやすいそうです。
電化製品の中なんて、普通は見ないですから、そんな場所にいるとは思わないですよね。
他には、家は密閉されているように思いがちですけど、パイプなどを通している穴には隙間がありますから、その隙間からゴキブリはどんどん家の中に入ってきます。
あと、通販などで商品を買うと、段ボールに商品が入れられてきますけど、その段ボールに、ゴキブリやゴキブリの卵が付着して、家の中に持ち込まれるということもあるようです。
要するに、家の中のどこにでもいる訳ですから、素人が完全駆除をするなんて出来なくて当然だと思ってしまいますよね。
でも、私の家の場合、以前はよくゴキブリを見かけたのですが、最近はゴキブリを見かけることが激減しました。
それは、私がゴキブリを駆除した訳ではなく、全く別の理由でゴキブリが激減したのですが、その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。
我が家のゴキブリが激減した理由は?
我が家では、数年前までは、温かい時期になると、毎日のようにゴキブリが現れていました。ですから、毎日ゴキブリと格闘していた訳ですけど、私としては、家の中のどこかに隠れ家があるんだろうなと思っていました。
でも、屋根裏を調べたり、床下を調べることなんて、専門業者じゃないと出来ないと思ってしまいますよね。ですから、ゴキブリを完全に駆除することは諦めていました。
でも、数年前から、我が家のゴキブリの出現率が激減したんです。
その理由は、我が家の隣にあった酒屋さんの土地に家が建ったからです。その土地に家が建つまでは、酒屋さんのビールの空き瓶などが、無数に放置された状態でした。
そこがゴキブリの住み家になっていたんだと思います。でも、家が建ってからは、ゴキブリを見ることは、ほとんどなくなりました。
たまぁ~に発見しますけど(^^;
しかも、家が建ってからは、蚊もほとんどいなくなりました。その土地には、割れたビールの空き瓶などが、山のように散乱していましたから、ゴキブリや蚊にとっては、最適な生活環境だったのでしょうね。
という訳で、我が家のゴキブリが激減した理由は、ゴキブリの住み家が奪われたからです。
目についたゴキブリを1匹ずつ駆除しても、ゴキブリを根絶することは不可能だと思います。でも、ゴキブリの住み家を奪うことが出来れば、問題は一気に解決するようですね。
ところで、我が家の場合は、隣に家が建ったことで、ゴキブリが激減した訳ですけど、自分でゴキブリを完全駆除するには、どうすればいいのでしょうね。
その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。
ゴキブリを完全駆除することは出来るの?
ゴキブリを完全駆除することは、素人でも不可能ではありません。ただ、簡単なことでないのも確かです。でも、以下のようなことをやっていけば、ゴキブリの完全駆除は不可能ではないそうですョ。
■ ゴキブリ退治の極意
特に、水回り(台所・洗面所など)は清潔にすることを心掛ける。家の中を清潔にしておけば、ゴキブリの餌がないのですから、ゴキブリは出現する可能性が低くなります。
そして、段ボールなどは、家の中に持ち込まないようにする。段ボールなどは、ゴキブリが入っていなくても、ゴキブリの卵が付着している可能性があります。そのため、段ボールなどを家の中に放置しておくと、家の中でゴキブリが孵化してしまう可能性があります。
室内全体を処理する場合は、加熱殺虫蒸散剤(アースレッドなど)やゴキブリエアゾールを使って駆除します。この方法は、短時間で効率的にゴキブリを駆除することに適しています。
流しの戸棚・キャビネット・ゴミ箱・マンションの共同ゴミ置き場・食品の貯蔵庫などは、樹脂蒸散殺虫剤(殺虫プレート)を使用して処理すると、2~3ヶ月ほど効果が持続します。
ゴキブリは、一般に17~38℃が生活適温とされています。そのため、その温度帯の季節の直前に、樹脂蒸散殺虫剤で処理しておくと効果的です。
誘引毒餌剤(ペート剤)を置いておけば、②や③で殺虫剤に被爆しなかったゴキブリや、新たに侵入してきたゴキブリに対して有効です。
ゴキブリを見つけたら、ゴキブリ用ジェットエアゾールで直撃噴射して駆除して下さい。これは、瞬時に素早く退治できます。
①~⑤の方法を組み合わせて使用すれば、家庭のゴキブリを全滅させることが可能になります。ただ、①~⑤の方法を1回やっただけでは、完全な効果は期待できないのも事実です。そのため、①~⑤を根気よく継続することが大切です。
でも、いつまでそんなことを続ければいいのか分からないですよね。
ですから、定期的に、ゴキブリがいなくなったかを調べる必要があります。その方法は、粘着性のゴキブリ捕獲器を各所に設置して、ゴキブリの捕獲状況を確認するしかありません。
それで、1匹も捕獲されていなければ、ゴキブリ駆除に成功したと判断できます。逆に、1匹でも捕獲されていると、まだゴキブリが生息しているか、新たに侵入してきたと判断して下さい。
駆除に成功していなければ、また①~⑤を実施する必要があります。
いずれにしましても、ゴキブリ退治は簡単ではないですから、とにかく根気よくやる覚悟が必要ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。ゴキブリは見ただけでイヤになりますから、ゴキブリがいない生活を送りたいですよね。
それに、家の中にゴキブリがいると、衛生面でも良くないのですから、ゴキブリ駆除は面倒でもやる価値はあると思います。
我が家の場合は、隣に家が建ったおかげで、ゴキブリの住み家が無くなり、我が家へ侵入してくるゴキブリは激減しました。
そのおかげで、ゴキブリが滅多に出現しない快適な生活を送ることが出来ています。ゴキブリがいるのといないのとでは、雲泥の差がありますから、私も根絶を目指して、駆除を徹底していきたいと思っています。