犬の部分的な抜け毛:虫さされが原因だった。治療法は無い?

犬の毛が部分的に抜け出すと、ビックリしますよね。私(当ブログ管理人)の愛犬も、そんな風になってしまったことがあります。ただ、何が原因なのか、全く思い当たりませんでした。

そのときは、とりあえず動物病院へ行きました。

結果的には治ったのですが、そのときの事を簡単にまとめましたので、参考にして頂ければ幸いです。

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犬の毛は虫さされでも抜ける!

私は、トイプードル(メス・3歳)を飼っています。散歩は、家の近所が多いのですが、たまに車で10分ほどの所にある河原へ連れて行きます。

ある日、その河原へ行きました。そして、数日後、愛犬の腰の辺りの毛が抜けてきました。

最初は、1円玉ぐらいの大きさのハゲが一つ出来ただけでした。でも、日を追うごとに、ハゲの数が増えてきました。(下記の画像では分かりにくいですが、腰の辺りに3つのハゲが出来ています)

最初は、しばらくすれば、自然に治るだろうとタカをくくっていました。

でも、ハゲは次第に大きくなり、それぞれのハゲがくっついて、いびつな形をした一つの大きなハゲになってしまいました。

ちなみに、最初にハゲが出来てから、大きなハゲになるまでに要した日数は、わずか数日のことです。

そして、動物病院で診察してもらうと、ハゲた部分に、かさぶたが出来ていました。

獣医師が言うには、虫に刺されたあとが、かさぶたになっているので、これは放っておくしかないということでした。

獣医師に言われて思い出したのですが、河原へ散歩に連れて行ったとき、愛犬は腰の辺りをしきりに掻いていました。だから、その時に虫に刺されてしまったのだと思います。

ただ、治療法などはなく、自然に毛が生えてくるのを待つしかないのですから、飼い主としては、毛が生えてくるのを待つしかありませんでした。

そして、しばらくすると、うっすら毛が生えてきて、1ヶ月も経った頃にはハゲは無くなっていました。

でも、ハゲた部分から生えてきた毛は直毛だったのです。トイプードルの毛は、巻き毛ですから、とても変な感じになってしまいました。

あまりにも見た目が変だったので、ペット美容院へ連れて行って、全身を短くカットしてもらいました。

かなり短くカットしてもらったので、最初は分からなかったのですが、少し伸びてくると、ハゲてた部分の毛は直毛のままでした。

ただ、いつの間にか、ハゲてた部分から生えていた直毛は、巻き毛に戻ってくれていましたけど…。

という訳で、虫に刺されたあと、毛が抜けてしまうことがあるということです。

虫に何カ所刺されたのかは分からないですけど、長い部分では15センチぐらいはハゲていましたから、見た目はかなり格好悪い状態でした。

どのような虫に刺されたのかも分からないですけど、大量の毛が抜けてしまうということは、アレルギーのような感じだったのかも知れないと思っています。犬の場合、アレルギーで脱毛することがありますから…。

という訳で、次は、アレルギーに関して、簡単に紹介しますので参考にして下さい。

犬のアレルギーの原因

動物には、ウイルスや細菌などから身を守るための「免疫」という働きがあります。しかし、免疫のシステムが正常に働かなくなってしまうと、有害ではないモノでさえ有害とみなして過敏に反応してしまい、自分自身の体を傷付けてしまうことがあります。

それがアレルギーと呼ばれるものです。

例えば、食べ物や花粉などに敏感に反応してしまったり、直接触れるようなモノでなくても、呼吸などでハウスダストなどが体内に入ると、アレルゲン(アレルギーの原因となる抗原物質)によってアレルギー反応が出てしまうこともあります。

なお、アレルギー症状は、様々な部位に出ます。

例えば、目・鼻・皮膚・消化器などです。その中でも、皮膚に症状が出ることが多いのですが、犬の場合、アレルギー性皮膚炎の原因で多いのは、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎です。

犬の食物アレルギーは、穀物(大豆・小麦・トウモロコシなど)や、牛肉・豚肉・鶏肉・卵などのタンパク質が原因になっていることが多いと言われています。

一方、アトピー性皮膚炎は、もともとアレルギー体質で、バリアが弱っている皮膚が刺激を受けて、アレルギーが出ると言われています。ただ、アトピーの原因は、完全には解明されていません。

ちなみに、犬のアレルギーは、下記のような症状がよくみられます。

■ 犬のアレルギー症状

  • 痒み(かゆみ)
  • 皮膚が赤くなる
  • 脱毛
  • フケ
  • 下痢(げり)
  • 嘔吐(おうと)
  • 鼻水
  • くしゃみ

アレルギーを完全に治すのは簡単ではありませんが、症状を抑えることは必要です。そのため、まず動物病院へ行き、何に対してアレルギーがあるのかを調べてもらい、治療していかなければなりません。

いずれにしましても、犬に限らないことですけど、アレルギーがある場合は、他の皮膚病を併発することもありますので、早めに受診することが大切です。

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