犬のうんちに血が混じる!どの程度なら受診が必要?
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犬の体調の変化は、いつも注意深く見ていれば分かることもありますけど、チョット元気がないかなという程度では、病気かどうか分からないですよね。

でも、うんちを見れば、患っているかも知れない病気を見抜くことが出来ます。

うんちがどうなっていれば大丈夫なのか?逆に、病気の可能性があるうんちとは、どのようなモノなのか?

その辺りのことを知っていれば、病気の早期発見につながりますので、犬のうんちについて見ていきましょう。

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うんちに血が混じっている場合

犬は、生活環境が変わると、それがストレスになって、血便になる場合があります。ただ、うんちに付いてる血が少なければ、さほど心配する必要はありません。

ただ、うんちに付いている血が多かったり、黒色のうんちが出るようであれば、病気を患っている可能性が高いので、スグに動物病院へ連れて行き受診することが必要です。

■うんちの状態とその原因

  1. 血が混じっている:大腸からの出血
  2. 黒っぽいタール状:胃・十二指腸・小腸などでの出血
  3. カチカチに硬い:水分摂取量が少ない・食事量が減っている
  4. 柔らかい:食べ過ぎ・消化不良・ストレス
  5. 下痢:食べ過ぎ・消化不良・ストレス・寄生虫・ウイルス感染症
  6. 細い:前立腺腫大・腫瘍などによる超の圧迫
  7. 水状:ウイルス感染症
  8. 白い粘液が付いている:腸炎
  9. 何か混じっている:寄生虫:誤飲
  10. 臭いが強い:消化不良・食物繊維の多い食事
  11. 出ない:前立腺肥大・会陰ヘルニア・大腸炎・巨大結腸症

ちなみに、うんちに寄生虫(白いブツブツや白いヒモ状)が付いていたり、異物が一緒に出てきたときは、動物病院にうんちを持っていけば、診断や治療に役立ちます。

うんちを病院に持っていくとき、ビニール袋などに入れて持っていくかと思われますが、その際、うんちをティッシュなどに包んでしまうと、うんちの水分を吸収してしまいますので、うんちをそのままビニール袋に入れて持って行くようにして下さい。

なお、異物が出てきた場合は、その異物の一部が消化器内に残っている可能性がありますから、そのような場合もスグに動物病院へ連れていく必要があります。

あと、上記の1~11の状態が1日以上続いているときや、2日以上うんちが出ない場合も受診するべきです。

ただ、普段と違う変化を感じるためには、普段の状態を知っておく必要があります。そのため、次は、犬の健康な状態について紹介させて頂きます。

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健康な状態を知ることが大切

上記の通り、犬のうんちを見れば、「大腸炎」「胃腸炎」「感染症」「寄生虫」「誤飲」などが分かることがあります。

ただ、健康なときのうんちの状態を知っていなければ、変化に気付けないですから、犬がうんちをしたとき、うんちを注意深く観察するようにして下さい。

犬のうんちは、濃いめの黄土色~濃い茶色をしていて、飼い主さんが、うんちを手でつかんで捨てるとき形が崩れません。だから、地面にも汚れが残っていないハズです。そのようなうんちをしていれば、健康な状態だと思って大丈夫です。

ちなみに、犬の場合、未消化のモノは、うんちに混じりません。

犬の場合、うんちの回数は1日2~3回ぐらいです。なお、色・臭い・量は、食べたモノの影響を受けます。そのため、うんちの色や臭いがいつもと違っていても、慌てず何を食べさせたかよく思い出して下さい。

犬に与えた食べ物が、いつもと変わっていないにも関わらず、うんちの色・量・硬さがいつもと違っていれば、それは犬の体調に変化があったとみるべきです。

ただ、そのような変化があったからといって、病気になっているとは言い切れません。

例えば、柔らかいうんちが出た場合、食べ過や消化不良によるものであることが多いので、そのような場合は、一時的に食事の量を減らして様子をみるようにして下さい。

ちなみに、私が飼っていたマルチーズは、ペットフードを変えただけで、生死をさまようような状態に陥ってしまったことがあります。

次は、そのときのことを簡単に紹介させて頂きます。

フードを変えると命の危険も…

ペットフードを変えると、消化不良を超すことがあります。ただ、消化不良程度ならいいのですが、稀に、非常に危険な状態に陥ることもあるので注意が必要です。

私(当ブログ管理人)は、現在トイプードルを飼っているのですが、その前は、マルチーズを飼っていました。そのマルチーズのことですが、ペットフードを変えた日、普通に歩いているとき、突然バタンと倒れてしまいました。

まだ、幼犬だったこともあり、全く違うペットフードを食べて、体調がおかしくなったようです。

ただ、何が起きたのか分からず、スグに動物病院へ連れていくと、「今夜が山です」と言われました。

具体的な病名などは分かりませんでしたが、とにかく瀕死の状態になっていたようです。

獣医師が言うには、そのような状態になった原因は、ペットフードを変えたことぐらいしか考えられないということでした。私たち家族は、祈るような気持ちで見守っていたのですが、何とか山場を乗り越えてくれました。

という訳で、ペットフードを変えるときは、少しずつ与えて様子を見ることが必要だと思います。

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