どうもどうも!ユウポンです。
先日、24歳の娘が「彼氏にプロポーズされた」と、私に報告してきました。そして、親同士の顔合わせをする日程が決まりました。
ただ、私は「親同士の顔合わせ」に関して、常識的なことを何も分かっていませんでした。ちなみに、娘たちも初めてのことですから、常識やマナーなど何も分かっていない状態でした。
いずれにしましても、非常識なことは出来ないですから、顔合わせに関して、最低限の常識は事前に調べておいて、娘に伝えておこうと思いました。なお、私が知りたかったのは、下記の6点です。
①どのようなお店にすればいいのか?
②どのような服装が適切なのか?
③お店での席順は、どうすればいいのか?
④初めの挨拶の言葉は、誰がするのか?
⑤食事代の相場は、どれぐらいなのか?
⑥食事代は誰が支払うのか?
という訳で、その辺りのことを調べてみましたので、参考にして頂ければと思います。
ちなみに、今回ご紹介する情報は、書籍などで調べた一般的なマナーと、私の娘が実際に行った食事会をご紹介しているのですが、私の娘のパターンは、あくまで特殊な参考事例として捉えて下さいね。
※今回の記事中の情報は、下記の文献を参考にしています。
【参考文献】
①結婚式のしきたりとマナー新辞典 監修:ひぐちまり(朝日新聞出版)
②これで安心! 結婚準備&マナー 監修:遠藤 佳奈子(ナツメ社)
③子どもが結婚を決めたら親が読む本 監修:清水 勝美 (日本文芸社)
どのようなお店にすればいいのか?
親同士の顔合わせをするお店ですけど、ホテル・レストラン・料亭が多いようです。ただ、漠然と考えても、どこにすれば良いのか判断しにくいですから、食事会をする場所選びのポイントを挙げておきますね。
- 個室がある
- ある程度の格式がある
- 料理が美味しい
- スタッフのサービスが良い
- 交通の便が良い
- 地理的に両家が集まりやすい
なお、メニューに関しては、事前にお互いの好みを確認しておいて、それを注文するのもいいと思いますけど、お店に婚約の食事会であることを伝えておけば、献立や席などを配慮してもらえますョ。
ただ、私の娘は、あまり堅苦しい感じになるのがイヤだったようで、ファミリーレストランにしようとしていました。私としても、ホテルや料亭などには慣れていないですから、「先方の親御さんが、それで良ければいいんじゃないか」と、娘に話ていました。
だから、私は、ファミリーレストランで会うことになると思い込んでいました。
でも、最終的には、なんと喫茶店で顔合わせをすることになりました。先方の親御さんも、それで構わないということでしたから、私も反対する理由はなかったので、すんなりと喫茶店に決まりました。
喫茶店なら、もし会話が弾まなくても、適当に切り上げて店を出ることも出来ますからね。いずれにしましても、相手の親御さんが、格式を重んじる人でなかったので助かりました(^^;
ところで、食事会をする場所も気になりますけど、どのような服装で食事会に行けばいいのかも迷うところですよね。次の章では、その辺りのことについて、簡単に触れておきますね。
どのような服装が適切なのか?
食事会は、結婚式ではないので、派手な服装は似つかわしくありません。そのため、オシャレ感より清潔感を心掛けた服装が理想的です。そこで、まず当事者2人の服装について見てみましょう。
男性の場合、落ち着いた色のスーツと、派手でないワイシャツを着て、ピアスや指輪などのアクセサリー類は外しておきます。あと、当然ですけど、ヒゲは綺麗に剃っておくべきです。
女性の場合、清楚で控えめな印象のワンピースやスーツが無難です。髪の毛の色は、いつも通りで構わないのですが、できれば明るすぎるカラーリングは避けて、派手なアクセサリーも身に付けない方が良いでしょう。あと、ネイルアートもやめておいた方がいいでしょうね。派手なネイルアートを見られると、「そんな指で料理が出来るのかしら?」と、相手の親御さんに思われかねないですからね。
なお、足元は意外に目につく所なので、クツもしっかり磨いておきた方がいいですね。文章だけではイメージしにくいので、下記の画像を参考にして頂ければ…と思います。
なお、親は、入学式などに着ていくようなレベルの服装が良いかと思われます。従いまして、男性も女性もスーツが無難でしょうね。ちなみに、私は仕事で着ている黒系のスーツを着て行きました。妻も黒のスーツでした。先方の親御さんも同じでしたので、普通に考えれば、そういう感じになるでしょうね。
という訳で、どのような店を選んで、どのような格好で行けばいいのかはイメージして頂けたかと思います。
ただ、私が一番よく分からなかったのは、店に入ったときの席順です。これは、何も考えずにいると、相手方に失礼になりますので、よく知っておくべきですよね。ですから、次の章で詳しく説明しますので、どうぞご覧下さい。
お店での席順は、どうすればいいのか?
席順って、意外に分かりにくいものですよね。席順を間違わないコツとしては、どこが上座になるのかを知ることです。上座は、基本的に入り口から一番遠い場所になります。
なお、食事会の場合は、上座(入り口から一番遠い席)に男性の父親が座り、入り口に一番近い下座に女性が座るのが一般的です。これは、理屈ではなく、日本の昔からのしきたりですから、そういうモノだと思って覚えておくしかないですね。
参考までに、食事会での席順を表した画像を紹介しますので、参考になさって下さい。
ただ、専門書によると、絶対にそうしなければいけないと決まってる訳でもないので、臨機応変に決めても構わないそうです。でも、事前に、親に相談したり確認しておくことは必要です。現地で、バタバタする訳にはいかないですからね。
そして、席に着いたら、まず初めの挨拶ですよね。これも、常識的なことは知っておいた方がいいと思いますので、次の章で説明させて頂きますね。
初めの挨拶の言葉は、誰がするのか?
食事会で、席に着く前に顔を合わせたとき、軽く挨拶はしますよね。でも、席に着いてからも、一応「初めの挨拶」をするのが一般的です。どのような話をしても構わないとは思いますけど、常識を踏まえた上で、話を進めれば、相手方に失礼はないので、マナーとして一般的なパターンは知っておきましょう。
初めの挨拶は、男性の父親もしくは男性が進行役を担って挨拶をします。そのときの話の内容は、集まってもらった目的を話します。
例えば、男性が進行役を務めるのであれば、下記のような感じで手短に話すのが良いでしょう。
「本日は、二人の婚約にあたり、お忙しいなかお集まり頂きましてありがとうございます。本日は、どうぞ宜しくお願い致します。早速、食事会を始めたいと思います。」
初めの挨拶が終わると、男性と女性がそれぞれ自己紹介をします。そのあと、最初に男性が自分の家族を紹介し、それぞれが自己紹介をします。そして、男性側の自己紹介が終わると、次は、女性が自分の家族を紹介して、それぞれが自己紹介をします。
この自己紹介は、料理が出てくるまでに済ませておきましょう。
ただ、私の娘の場合は、娘の彼氏が「お忙しいなか、お集まり頂きましてありがとうございます」と言ったあと、それぞれの親を紹介することはしませんでした。お互いに向き合って座っていれば、誰が父親で、誰が母親かは分かりますから、かしこまった感じで、一人ずつ自己紹介するのは照れくさかったのかも知れないですね。
私としても、その方が気楽で良かったです。
私の娘は、喫茶店を顔合わせの場所に選びましたので、食事代は安いモノでしたけど、一般的な食事会の費用の相場は知っておいた方がいいと思います。娘のように安っぽい感じになり過ぎてもどうかと思いますし、豪華すぎる料理も、食事会という気軽さを考えると、少し違うように思います。結納とは違いますからね。
そこで、食事会での費用の相場について、次の章で説明させて頂きますね。
食事代の相場は、どれぐらいなのか?
食事会の食事の予算は、1人1万円ぐらいが相場になっているようです。これは、料亭やホテルで食事会をする人が多いので、それぐらいの金額になるのでしょうね。ただ、経済力の問題もありますから、それぞれの親と事前に相談して、納得できる金額であれば、いくらでも構わないと思います。
あと、一方が遠方に住んでいる場合は、交通費や宿泊費の考慮する必要がありますよね。それらを踏まえて、料理の金額を決める必要があります。食事会をするというのは、親同士を会わせることが大きな目的なので、あまり費用がかさむと、結納はせずに食事会だけにした意味がなくなりますからね。
ちなみに、娘の場合は喫茶店で顔合わせをしましたから、食事代は全部で1万円も掛かっていません(^^;
私は、そんな感じで充分だと思いますけど、そこまで安っぽい感じにしたくないという人も多いでしょうから、相場の1人1万円を基本に考えるのがいいと思います。
ところで、その食事代は、誰が支払えばいいのでしょうね。その辺りのことは、次の章で説明させて頂きますね。
食事代は誰が支払うのか?
関連書籍によると、食事会の食事代は、基本的には折半が一般的らしいです。でも、一方が遠方の場合は、近い方が支払うなど、柔軟に対応すれば良いようです。ちなみに、最近は「2人が親を招待する」という形を取るパターンが多くなってきているらしいです。
いずれにしましても、当日の支払いは、その場になって揉めないように、事前に決めておくべきですね。それを決めておかないと、双方の親が「私が支払いますので…」と言い合うことになるのは目に見えてますからね。
ちなみに、娘の場合は、娘の彼氏が支払ってくれました。料亭などで食事会をすると、数万円は必要ですから、彼氏一人に支払ってもらうのは気が引けますけど、喫茶店でしたから、私たち夫婦もあまり気兼ねすることなくお願いしました。
最後に
いかがでしたでしょうか。最近は、結納の代わりに食事会をする人達が増えているそうで、食事会だけをする人は、全体の7割ぐらいだそうです。ちなみに、結婚式を挙げない人も増えていますよね。
私は、正直なところ、かしこまったことをするのは面倒なので、結納はせずに、食事会だけの方が気楽でいいと思っています。ただ、娘が結婚するとなると、先方と親戚になる訳ですから、結婚式の前に、顔合わせはしておかないといけないと思います。
いずれにしましても、こちら側の一方的な考えを押し付ける訳にはいかないですから、一般的常識やマナーを知った上で、それぞれの希望に合わせた食事会をすればいいんじゃないかと思っています。
とはいえ、やはり全く知らない人と、親戚になる前提で会うのですから、食事会とはいえ多少の緊張はするものですね。
ちなみに、顔合わせをする際、手土産を渡すことは多いのですが、渡さないといけないという決まりはないようなので、私たちの場合は、事前に手土産はナシということで打ち合わせをしていました。
要するに、両家とも気軽な感じでやりたかったという訳です。
という訳で、娘がプロポーズされて、初めて「顔合わせ」というモノをしましたけど、お互いが納得できれば、一般的な常識やマナーにとらわれる必要はないな…というのが私の感想です。
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